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スニーカーで登山は危険?初心者に最適な登山靴と靴下の選び方を解説!

登山を始めようと思ったときに、多くの人が疑問に思うのが「普通のスニーカーで登山しても大丈夫?」ということです。結論から言うと、ハイキングや低山登山程度の場合はスニーカーでも可能な場合がありますが、これらの場合でも登山靴のほうが安心であり、多くの登山では専用の登山靴をおすすめします。

登山靴を購入されるのであれば個人的には幅広く対応可能なミドルカットの登山靴が初めの一足としておすすめです!

本記事では、スニーカーと登山靴の違いや、登山初心者に適したシューズの選び方、また靴選びとともに大切な靴下について詳しく解説します。

目次

登山初心者必見!スニーカーと登山靴の違いとは?

靴底のグリップ力

スニーカーと登山靴の大きな違いの一つが靴底のグリップ力です。スニーカーはアスファルトや室内での使用を想定して作られているため、滑りやすい路面ではグリップ力が不足しがちです。一方、登山靴は岩場やぬかるんだ道でもしっかりと踏ん張れるよう、特殊なラバーや凹凸のある靴底を採用しています。

足首のサポート力

登山靴は足首をしっかり固定する構造になっており、捻挫などの怪我を防ぐ役割があります。スニーカーは柔らかく、足首の保護がないため、普段歩きなれていないガレ場(岩がゴロゴロと積み重なった場所)や傾斜のある登山道では足をくじきやすく痛めてしまう原因となってしまいます。

防水性・耐久性

登山では突然の雨やぬかるみを歩くこともあるため、防水性が重要になります。スニーカーは通気性がよいものの、水に弱く、濡れると乾きにくいです。登山靴は防水加工が施されているものが多く、濡れても内部に水が染み込みにくくなっています。また、登山靴の方が耐久性に優れ、長期間使用できます。

防汚性

登山では土の上を歩くことが前提なので泥や砂などで靴が汚れやすくなります。登山靴には防汚加工が施されているものが多く、汚れが付着しにくくなっています。特に、表面に撥水加工が施されているモデルは、泥がついても乾燥後に払い落としやすいのが特徴です。

また、革製や合成素材の登山靴は、防汚スプレーを使用することでさらに汚れを防ぐことができます。長く快適に登山靴を使用するために、使用後はしっかりと泥を落とし、汚れが染み込まないようにメンテナンスを行いましょう。

登山では歩く道の性質上、靴が汚れやすく傷みやすいです。せっかくのお気に入りのスニーカーが汚れて傷んでしまったら悲しいですよね…。機能性の観点からもハイキングであっても登山靴を使用することをおすすめします。

初心者向け登山靴の選び方とポイント

登山のスタイルに合った靴を選ぶ

登山靴には「ローカット」「ミドルカット」「ハイカット」の3種類があります。

  • ローカット:ハイキングや低山向け。スニーカーに近い履き心地。
  • ミドルカット:標高が少し高い山や長時間の登山向け。足首のサポートがありながら、柔らかいつくりのため、初心者の方でも履きやすい。
  • ハイカット:本格的な登山や雪山向け。最もサポート力が高い。

初心者の方は、まずハイキングや低山向けのローカットまたはミドルカットを選ぶのがおすすめです。

フィット感を重視する

登山靴は長時間履くため、フィット感が非常に重要です。試し履きをするときは、登山用の厚手の靴下を履いて、実際に歩いたときの感触を確かめましょう。また、つま先に少し余裕があるサイズを選ぶと、下山時の指先の痛みを防げます。

防水性・透湿性をチェック

GORE-TEXなどの防水素材を使用した登山靴は、水を防ぎつつ蒸れにくいため、快適に歩けます。初心者は防水性能のあるモデルを選ぶと安心です。

登山靴がない初心者が気をつけるべきポイント

「とりあえずスニーカーで試したい」という場合、以下のポイントを押さえると少し安全に登山できます。

  • グリップの強いスニーカーを選ぶ:アウトドア向けのスニーカーなら多少は滑りにくい。
  • 厚手の靴下を履く:クッション性を上げ、靴擦れを防ぐ。
  • 簡単なコースを選ぶ:初心者向けの整備された登山道を歩く。

ただし、本格的な登山には登山靴を用意するのがベストです。ハイキングや低山登山で楽しむようにしてください。履きなれた、汚れてもよいスニーカーで行くようにしてくださいね。

登山靴に合う靴下の選び方

登山靴と同じくらい重要なのが靴下です。適切な靴下を選ぶことで、快適さを向上させ、靴擦れや足の疲れを軽減できます。

登山用靴下の特徴

登山用の靴下は、一般的な靴下と異なり、クッション性・吸湿性・速乾性に優れています。以下のポイントを押さえて選びましょう。

クッション性:足裏やかかと部分にクッションがあると、長時間の歩行でも疲れにくい。

吸湿性・速乾性:ウールや化学繊維を使用した靴下は汗を吸い、乾きやすい。

フィット感:ずれにくく、足にしっかりフィットするものが理想。

おすすめの素材

登山靴下の素材にはさまざまな種類がありますが、代表的なものは以下のとおりです。

メリノウール:保温性・吸湿性に優れ、オールシーズン使用可能。

ポリエステル・ナイロン:速乾性が高く、夏場におすすめ。

混合素材:ウールと化学繊維の組み合わせで、バランスが取れたもの。

靴下の厚さと登山スタイル

薄手:夏場や軽いハイキング向け。

中厚手:標高のある山や長時間の登山に最適。

厚手:冬山や寒冷地向けで、防寒性が高い。

登山では足の快適さが重要です。登山靴と相性の良い靴下を選び、安全で楽しい登山を楽しみましょう!

まとめ

乾いていて比較的舗装された道を歩くのであれば、スニーカーでの登山が可能です。しかし、登山道の状況によっては滑りやすかったり、足への負担が大きくなったりするため、事前にコースの特徴を調べることが重要です。

安全面を考慮すると、登山靴を履くのが最適です。登山靴を選ぶ際は、登山のスタイルやフィット感、防水性、防汚性などを考慮しましょう。また、登山靴と合わせて、クッション性や吸湿性に優れた登山用靴下を選ぶことで、より快適に歩行できます。

初心者の方向けの登山では、使いやすさと対応範囲を考慮してミドルカットの登山靴がおすすめです。さらに、適切な靴下や靴のメンテナンスを行いながら、安全で楽しい登山を心がけましょう。

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