【レビュー】Snow Peak フラットバーナーを使ってみた!万人に使いやすいおすすめ調理器具

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フラットバーナーアイキャッチ

キャンプをするとき、どのような調理器具を使っていますか?

今回はキャンプで調理をする際におすすめの「Snow Peak フラットバーナー」をご紹介します!

たろまる

たろまるもキャンプで料理をするときは毎回使用しています!これを買うだけでいつものバーベキューとは違った料理にチャレンジできますよ!

発売当時は非常に人気で手に入れるのも困難だったほどですが、今は落ち着いており入手できるようになっています。

新潟県に本社を置くアウトドアブランドのSnow Peakさんの商品ということで、非常に洗練されており使い勝手もとてもシンプルでコンパクトなバーナーとなっています!

今回はこのフラットバーナーを使ってみた感想や魅力などをお伝えしていきます!

このような方におすすめ!
  • いつもバーベキューだけど、別の料理にもチャレンジしてみたい
  • キャンプの雰囲気に合った調理器具を使いたい方
  • 大型で複雑な調理器具は使いたくなくシンプルなものを求めている
目次

初めに:Snow Peak フラットバーナーとは

なぜたろまるがこのバーナーを選んだのか

キャンプで調理する方法としては焚火や炭火、シングルバーナー、カセットコンロ、電気コンロなど様々です。

たろまるは料理をするのが好きなので、定番のバーベキューだけでなく、キャンプでもいろいろな料理ができたらさらに楽しくなるだろうなと思い、料理器具を探し始めました。

たろまる

たろまるが調理器具を探すときにポイントとしたのは以下の4点です。

  • 食材の準備なども含めて調理のしやすいこと
  • 安定した火力を出せること
  • 洗うのが簡単であること
  • 持ち運びに支障のない(コンパクト)であること

1点目は、調理となると食材を切ったり、下ごしらえしたりできる場所も必要になってきます。これらも同時に満たすことができるようなものがあればと思っていました。

2点目は、調理をする上で火力が安定するのは絶対条件です。野外では風が吹くことも珍しくありません。風によって火が流れてしまうと、火のあたる部分が偏ってしまって一部分は焦げてほかの部分は熱くないといったこともあり得ます。

3点目は、ただでさえ撤収作業の大変なキャンプではできるだけ片付けの時間を減らしたいと思っています。コンロは細かいところを洗うのが大変ですが、フラットバーナーは比較的簡単に片づけることができます。

4点目は、荷物が多いキャンプにおいて、道具がコンパクトにまとまることは正義です。出きればコンテナに入る大きさだと嬉しいなと考えていました。

以上のような条件を満たすものを探していましたが、それが『Snow Peak フラットバーナー』だったんです!

この記事を読んでわかること

  • Snow Peak フラットバーナーの基本的情報がわかる
  • フラットバーナーの使い勝手の良さと悪さがわかる
  • フラットバーナーのどういった点がおすすめなのかがわかる

フラットバーナーの基本情報と特徴

フラットバーナー外箱の画像

本体スペック

サイズ270×410×110mm(ホース、器具栓を除く)
重量1.9kg(収納ケースを除く)
材質ステンレス、ブラス、アルミ、スチール、樹脂
対象鍋径Φ23cm以下/ダッチオーブン使用不可
価格14,520円(税込み)
Snow Peak公式サイトより引用

またフラットバーナーにはメーカーの一生保証がついています。故障時にもメーカーに見てもらえるのは安心できますよね。

商品構成

フラットバーナーに含まれているものは以下の通りです。

  • バーナー本体
  • トッププレート
  • ゴトク
  • 器具栓ホルダー
  • 結束バンド
  • 取扱説明書
  • 収納袋
フラットバーナー部品の画像

【最大の特徴】IGTテーブルへビルトイン可能

Snow Peak フラットバーナーの最大の特徴は、なんといってもIGT規格のテーブルへビルトインできることです!

IGTとは「アイアングリルテーブル」の略で、Snow Peakから販売されている、使用環境に応じて自由に幅や高さを変えることのできるユニットテーブルのことです。このIGT規格のテーブルにぴったりとはまるように設計されています。

IGT規格のテーブルはSnow Peakだけでなく、ほかのアウトドアメーカーからも発売されており、自分の使い方に応じたテーブルを準備することで、そこにフラットバーナーをセットすることができます!

下の画像がIGTテーブルにフラットバーナーを組み込んだものです。バーナーの高さも上がり、アウトドアチェアに座った状態での調理がしやすくなるというメリットもあります!

フラットバーナーをIGTテーブルへビルトインした画像
たろまる

これにより、まな板やボウルを置く場所を設けることができ、鍋の横で下ごしらえをできるようになるので、作業性が抜群によくなります!
これで先ほどの「探すときのポイント1」をクリアできると思いました!

単体でも使用可能

フラットバーナー単体使用時の画像

IGTテーブルへ組み込めることが利点ではありますが、もちろん単体使用も可能です。

この場合は地面に置くことになるため、少し作業性が悪くなるように感じました。また下ごしらえ用のテーブルも別に準備する必要があります。

IGTテーブルを買うハードルが高い方は下ごしらえ用のテーブルとして、次のようなフィールドラックを併用すると良いと思います!

フィールドラックの商品リンク

【実体験レビュー】実際に使って感じたメリット

火力と調理性能:強火からとろ火まで自由自在

火加減は家庭用ガスコンロと同じように、無段階での火力調整ができます。

特に初心者の場合は、薪や炭火を使うと火力調節が難しいため、せっかく調理をしても焦がしてしまったり、生焼けだったり、といったことが起こり、最悪食べるご飯がないということも起こりえます。

その点火力調節が容易なフラットバーナーは、安定した性能を発揮して調理をできるのでご飯がないということはなく安心できますね!

優れた耐風性:風に強い秘密は?

キャンプは野外で行うため、どうしても風が強い日があります。焚火などの火では風が吹くことで火の位置がずれて全然温まらない!なんてこともよくあります。普通のバーナーでも火の位置がずれてしまったり、火が消えてしまうため弱火での調理が難しいといったこともあります。

その点、フラットバーナーは風に強いという特徴があります。その理由は、写真のように火点が一段低くなって埋まっているようになっており、横から見ると火点が見えないですよね。これが”フラット”の由来なんでしょうか。

火点部分がフラット

これによって火点が風の影響を受けにくくなっており、風のある日でも安定して調理ができます!

たろまる

このような構造になっていて安定して調理ができそうであったことから、「探すときのポイント2」を満たせると思いました!

抜群の安定感:大きな鍋やフライパンも安心

フラットバーナーは直径が23cmまでの鍋を使うことができます。ダッチオーブンのような重量のある鍋は使用できませんが、4人分のカレーを作るための深鍋くらいであれば十分に置くことができます。

たろまる

IGTテーブルに組み込んでいる場合、あまりに大きい鍋は”フラット”ゆえにテーブル部分に接触しますので、ご注意ください。

掃除のしやすさ:分解して洗えるのは本当に便利

バーナー本体や五徳、トッププレートなどをばらばらにすることができるので、もし調理中に油がはねてしまったり、吹きこぼれてしまったりしても安心です。バーナー本体は水で洗うことはできないので濡れたふきんなどで丁寧に拭きましょう。五徳やトッププレートは水洗いできますので、ほかの調理器具と同じように洗って清潔に保つことができますよ!

たろまる

後片付けは誰でも嫌なものですよね…洗うのが簡単なフラットーバーナーは「探すときのポイント3」を満たせると思いました!

サイトの見た目がスッキリ:IGTに組み込んだ際の快適さ

IGTテーブルに組み込んだ場合は、テーブルと一体となるため想像以上に調理が楽になります。下ごしらえが終わったら調理器具を片付ければ、その部分で食事を行うこともできるようになるので、横で温めながら食べることもできてとても快適です!

フラットバーナーの横で調理可能の画像

それ自体のコンパクトさ:ほかのものと一緒にコンテナに収納可能

分解して収納ができ、とてもコンパクトにまとまります。それゆえ、私はコンテナボックスにほかのものと一緒に入れています。このようにバーナーだけで一つの大きな荷物にならないのは嬉しいポイントですよね!

フラットバーナーを収納したときの画像

これはRisuさんのトランクカーゴTC-50Sの中に、フラットバーナーを収納した様子です。

フラットバーナーはこれだけ薄くコンパクトに収納できるので、大きく荷物が増えるということはありません!

たろまる

バーナーだけで一つの荷物とならないのはとてもありがたいです。
「探すときのポイント4」も達成です!

時間帯に関係なく使える:朝でも温かい料理を!

これはフラットバーナーに限ったことではなくバーナー全般に言えることですが、キャンプでは夜ご飯は薪や炭でも作ることができますが、翌朝に薪や炭で火起こしをするのは、手間や時間、後処理の面からおすすめしません。

薪や炭しか準備していなかった場合は、調理するものを食べることはできませんが、バーナーがあれば食材を温めることができ、朝でも温かい料理を食べることができます。

たろまる

特に夏以外の朝が冷えてくる時期には、バーナーが一つあるだけで食べられる料理の幅が全然違いますので、ぜひ購入を検討してください!

【正直レビュー】あえて挙げるならデメリットと注意点

本体価格について

「Snow Peak フラットバーナー」は2025年9月現在14,520円(税込)(※Snow Peak公式サイト)となっています。

たろまる

発売当初は10,000円を下回っていたようなので、大きく値上がりしていますね…

昨今の物価上昇を踏まえると今後も上がっていくかもしれません。購入を検討されている方は早めのご購入をオススメします!きっと使えばキャンプ飯の準備もはかどりますよ!

器具栓ホルダーに取り付けにくい

器具栓ホルダーはIGTテーブルに組み込んで使用する際に、ガス缶を固定するために使用します。ただこの器具栓ホルダーの長さが短く、個人的にはガス缶が取り付けにくいなと感じます。

もうちょっと長かったらいいのになと思いますが、慣れればすんなり付けられるようになります。

ポイントは器具栓ホルダーの穴の方を少し奥に押しながらでっぱりを入れること!

器具栓ホルダーへの装着方法の画像

冬場のガス缶の仕様について

フラットバーナーで推奨されているガス缶は以下の4つです。

金缶

  • GP-500GR/ギガパワーガス500プロイソ
  • GP-250GR/ギガパワーガス250プロイソ

銀缶

  • GP-500SR/ギガパワーガス500イソ
  • GP-250SR/ギガパワーガス250イソ

これ以外のバーナーは推奨されておりませんので、これらのガス缶を使用することをオススメします!

推奨ガス缶の色が金色のもの(通称金缶)と銀色のもの(通称銀缶)がありますが、これらの使い分けは金缶の方にはより気化しやすいプロパンガスが含まれており、冬場など寒い季節でも安定した火力を出すことができます。

価格は銀缶の方が安いので、使用する条件に応じて購入するガス缶を選びましょう!

金缶銀缶の画像
左がGP-500GR/ギガパワーガス500プロイソ(金缶)、右がGP-500SR/ギガパワーガス500イソ(銀缶)

フラットバーナーはこんな人におすすめ!

  • キャンプでバーベキュー以外の料理に挑戦したい方
  • IGT規格ギアの導入を検討している方
  • キャンプサイトをすっきりさせたい方
  • コンパクトなバーナーを探している方
  • キャンプでも安定した火力で調理したい方
  • 夜ご飯だけでなく、朝ごはんも温かいものを食べたい方
たろまる

特にキャンプでBBQだけでなく、いろいろな料理を作りたい方にはおすすめのバーナーになっています。買って後悔しない逸品だと思いますので、ぜひ使ってみてください!

まとめ

今回は、”Snow Peak フラットバーナー”をレビューしました。

キャンプで食べる料理が最重要なたろまるにとって、料理を安定して作れるというのはとても大事です。いまでは、フラットバーナーはキャンプに行くときは必ず使うほど、欠かせない存在となっています。それくらい使いやすいです。

フラットバーナーがあるおかげで、次のキャンプではどんな料理を使おうかなと毎回ワクワクしながら考えています。

手軽に調理したものを食べるためにおすすめの逸品となっていますので、ぜひ購入をご検討ください!

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