フラットバーナーと一緒に使用するIGTテーブルを何にするか迷っていませんか?
今回はベラメルストアから販売されている、フラットバーナーと一緒に使用するテーブルとしておすすめの「IGT互換テーブル」をご紹介します!
たろまるたろまるがSnow Peak フラットバーナーと一緒に使っているのがこのテーブルです。テーブルだけでなく、キャンプの時に困る”あの問題”も解決できる使い方もありましたよ!
Snow Peakさんのフラットバーナーが人気ということもあり、非常に多くのIGTテーブルが販売されています。
各メーカーで少しずつ特徴が違っていて結局どれが良いのかわからないですよね。



たろまるも購入するときはいろいろとレビューを見たりして悩んでいました…
複数のメーカーのIGTテーブルを使用して確認できてはいませんが、フラットバーナーのお供として、たろまるが購入した「IGT互換テーブル」について使用感をレビューしていきたいと思います!
個人的には当然フラットバーナーと相性が良く使いやすく、価格も比較的抑えめで、プラスアルファの使い方もできるということで大変気に入っています!
- フラットバーナーを組み込むIGTテーブルを探している方
- IGTテーブルの価格を抑えたい方
- 今後IGTシステムの購入を検討している方
はじめに
IGT規格とは?
キャンプ道具を探していると時々見かける「IGT規格」。見たことはあるけど知らないな、といった方もいるのではないでしょうか。
「IGT」とは、「Iron Grill Table」の頭文字をとったもので、スノーピークが提唱する様々にカスタマイズが可能なユニットシステムのことです。36cm×25cmの規格ユニットに、フラットバーナーや天板、収納ケース、コンロなどのパーツを自由に組み合わせることができます。





自分好みのキッチン&ダイニング空間を大自然のフィールドに作りだすことができるんです!自分ならどのような組み合わせにするか、考えるだけでワクワクしますよね!
このIGT規格に収まるユニットは各社から様々販売されており、その組み合わせは無限大です。
IGTテーブルとは?
IGTテーブルとは、IGT規格に沿った様々なユニットを収める”箱”のようなもので、これがないと土台がなく自分好みのシステムを組むことができません…
IGT規格なので奥行きは決まっていますが、幅はいくつのユニットを収納できるかによって様々であり、加えてテーブルの高さが調整できるものやテーブルの広さを拡張できるものなど、メーカーによっていろいろな工夫が見られます。
ベラメルストア”IGTテーブル”の基本情報と特徴
本体スペック
| 材質 | アルミニウム合金 |
| サイズ(展開時) | 78.5×40×40 cm (最小) |
| 85×63.7×62 cm (最大) | |
| サイズ(収納時) | 80×14×15 cm |
| 重量 | 4.5 kg |
| 耐荷重 | 30 kg |
商品構成
ベラメルストアIGTテーブルに含まれているものは以下の通りです。
- テーブルメインフレーム
- 吊り下げ棒×2本
- IGT天板×6枚
- IGT天板(穴付き)×2枚
- 収納袋


【実体験レビュー】実際に使って感じたメリット
ここからは実際に使ってみてわかったメリットを紹介していきます!
圧倒的な組み立てやすさ:すぐに設置できる!
このIGTテーブルは袋から出してから設置完了までが5分とかからず終わります。
設営時間が短い理由はテーブルメインフレームが引っ張って開くだけだから!


フレームを引っ張ったらあとは天板をはめていくだけです。
この時のポイントは両端にくる天板を左右の溝にしっかりとはめることです。





フレームは本当に開くだけなんです!この簡単設置は非常にありがたいですね。あとは天板を入れて吊り下げ棒をはめて完成です!
キャンプでは他に組み立てるものも多く「早くキャンプがしたいのに…」という気持ちが生まれてくるので、この地味な時間短縮もキャンプ時間を有意義に過ごすためには重要です。
拡張性:余った天板でテーブルを広く使える!
IGTユニットを天板をいくつか取り外して組み込むので、天板がいくつか余ってしまいます。ですがこのIGTテーブルは、この余った天板も有効利用することができます!


ソロの時は拡張せずとも十分な広さがありますが、2人以上の時は拡張なしでは狭く感じるかもしれません。
特に2人以上でキャンプに行くことが多い方は、テーブルを拡張して使うことができるこのIGTテーブルは非常におすすめです!
高さ調節のしやすさ:4本の脚が独立して調整可能
このIGTテーブルは脚の長さを調整可能です。しかも1本の脚だけ短くするなど、独立調整が可能なんです。
キャンプ場では地面が平らでない場合が多く、脚の長さが固定されているとどこかの脚が浮いてしまって、使用中にガタガタするといったことが起きてしまいます。
その点、脚の長さが独立して調整可能だと、浮いている脚だけ長さを調節して地面に設置させることでガタガタを防ぐことができるんです!



キャンプに限らず、机のガタガタは地味にストレスになるので、それが無くなるのはとても良いですね!
吊り下げ棒の活用①:ゴミ袋を設置できる
吊り下げ棒は、公式では食器ハンガーとしてシェラカップなどをかけておくためのものとして紹介されています。
ですが、たろまるはキャンプの時に地味に気になる”あれ”を解決する用途を思いついてしまいました!
“ゴミ袋の設置場所“です!
キャンプの時、地味に困るのがゴミ袋の設置場所ではないですか?そこらへんに置いておくと風で飛んでいくし、ゴミ袋設置用の箱を準備すればよいのですが、ゴミ袋のためにそれはなあ…と思ってしまいます。
そこでこの吊り下げ棒の出番です!手持ち付きの袋であれば吊り下げ棒に通してからセットすることであっという間にゴミ袋が設置できます!


キャンプ場では専用のごみ袋にまとめて出すことが一般的なので、手持ち付きの袋にまとめておいて最後に専用ごみ袋にまとめれば問題ないですね。
テーブルの上で調理する際には、ゴミ袋のそばで行えば出たごみをすぐにゴミ袋に入れることができ、とても便利ですよ!



キャンプ場専用のごみ袋は大きく、少人数でのキャンプの際には置き場所に困りますが、この方法に変えてからすっきりしました!
吊り下げ棒の活用②:タオルをかけられる
キャンプの調理中に、ゴミ問題とともにもう一つ地味に嫌な問題は手拭きタオルの置き場所。
食材を切った後などに手を拭きたいけど、いちいちポケットから出すのは服が濡れそうだし、首にかけておくと匂いがしてくるし…
そんなときにも吊り下げ棒!なんと、温泉などで見かける一般的なフェイスタオルであれば、高さを最も低くして使った場合でも、ぎりぎり地面に届かない高さなんです!


お風呂に行った後、乾かすために使えるのも良いですね!



たろまるはいつも首にかけていましたが、これで食材の匂いもしなくなり、快適に調理することができるようになりました!
価格:IGTテーブルとしては比較的安価
IGTテーブルは2万円も超えてくる高価なものが多い中、今回紹介したIGTテーブルは12,980円(25年10月現在)となっており、比較的購入しやすい価格帯です。
IGTシステムは様々なユニットを購入する前提なので、システムとして高価になりがちです。ですので、コスパが良いものを購入したいですよね。
【実体験レビュー】実際に使って感じたデメリット
では次はデメリットもしっかり見ていきましょう。
設置後の移動がしにくい
いろいろなギアを組み立てた後に、テーブルの設置位置が良くないなと思って移動させることありますよね。
このIGTテーブルは天板や吊り下げ棒は基本的に”乗せるだけ”で固定されてはいないので、その部分を持ち上げて移動させようとすると外れてしまいうまく移動できません。



たろまるも朝6時にテーブルを移動させようとして、途中で持ち手が外れて大きな音を立てて周りの皆さんにご迷惑をおかけしてしまったことがありました…
移動されられないことはないのですが、コツが必要ですので注意して移動させてください。


天板部分は四隅で固定されているものの、持ち上げると崩れてしまうことがあります。ですので、黄色の部分を持ち上げることはオススメしません。赤色のフレーム部分は持ち上げても大丈夫ですので、移動させる際は必ずフレーム部分を持ち上げましょう。



万が一の時のため、移動させる際は上のものはいったん別のところにおいて、また高く持ち上げないようにしましょう!
収納時も大きい
今回のIGTテーブルはフレームが広げやすい一方で、収納時の大きさが大きいように感じます。
ですので、車での移動を前提としているキャンプでは問題ありませんが、バイクや徒歩でのキャンプには大きすぎて不向きです。IGTシステムはテーブルだけでなく、様々なユニットを組み込むため、ただでさえ荷物が多くなりがちです。バイクや徒歩キャンプを考えている人は、そもそも持ち運びしやすいギアを選ぶようにしましょう。
ただのテーブルとしては高価
IGTテーブルはIGT規格のユニットを組み込むことを前提として作製されています。IGTユニットを持っておらず、ただの机としての使用を検討している場合は、通常の机に比べて割高に感じるかもしれません。
ここで紹介したIGTテーブルも12,980円(25年10月現在)となっており、テーブルという意味では決して安い金額ではないと思います。
IGTシステムとしての利用を考えていない場合は、通常のテーブルを購入する方が良いでしょう。
IGTテーブルはこんな人におすすめ!
- IGTシステム用のテーブルを探している方
- IGT規格ギアの購入を検討している方
- キャンプサイトをすっきりさせたい方
- 調理する際のゴミ袋やタオルの設置場所に困っている方
- 組み立てが簡単なIGTテーブルを探している方



たろまるはスノーピークのフラットバーナーと合わせて使っていますが、不具合なくぴったりとはまっており、快適に使用できています!
まとめ
今回はベラメルストアから販売されてるIGTテーブルをレビューしました。
IGTテーブルとして、フラットバーナーとともに問題なく使用できているのはもちろんのこと、ゴミ袋の設置やタオルのかけ場所など、購入するときには想定していなかった使い方を発見することができ、とても快適に使用しています。
動かしにくいなどのデメリットはありますが、気を付ければそこまで気にするものでもなく、初めてのIGTテーブル購入でも問題なくオススメできる逸品だと感じました!
IGTテーブルの購入に迷っている方はぜひ購入をご検討下さい!
たろまるが今回ご紹介したIGTテーブルに組み込んで使っているSnowPeakのフラットバーナーを紹介しています。良かったらぜひご覧ください!




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