キャンプの撤収時間の平均は?【初心者向け】スムーズに終わらせる手順とコツを解説

キャンプ撤収にかかる時間の平均は?【初心者向け】スムーズに終わらせる手順とコツ

キャンプから帰る日の朝、こんな不安を感じたことはありませんか?

「チェックアウト時間に間に合うかな…」
「テントが濡れてるけど、どうすればいい?」
「撤収って、何から手をつければいいんだろう」

キャンプのテント設営しているときに困っている

キャンプ歴10年の私(たろまる)も、初めてキャンプをしたときの撤収は約2時間かかりました。テントの畳み方がわからず、道具をどこに仕舞ったか忘れ、チェックアウト時間ギリギリで焦った記憶があります。

今では同じ装備で1時間以内に終わります。変わったのは道具ではなく、順番とコツを知ったことだけです。

この記事では、キャンプの撤収時間の平均と、初心者が最初につまずくポイント、実際に使える手順・チェックリスト、季節別の注意点、よくある失敗と対策、そして帰宅後のメンテナンスまでを徹底的にまとめました。

目次

キャンプの撤収時間の平均はどのくらい?

結論から言うと、初心者はスタイル・装備によって1.5〜4時間、慣れると半分以下になります。

スタイル初心者の目安慣れてきたら
ソロキャンプ
(ドームテント・ミニマム装備)
1.5~2時間30~45分
デュオキャンプ
(ドームテント・標準装備)
1.5~2.5時間45~60分
デュオキャンプ
(ツールームテント・標準装備)
2~3時間1~1.5時間
ファミリーキャンプ
(大型テント・フル装備)
3~4時間1.5~2時間

私はデュオキャンプでツールームテントを使っていますが、最初は2時間以上かかっていたのが、今は1時間前後で終わります。

撤収時間が長くなる3大原因

初心者が撤収に時間がかかるのは、ほぼこの3つが原因です。

① テントが濡れていて乾かすのに時間がかかる
朝露や夜露、雨でテントが濡れた状態のまま撤収しようとすると、乾燥待ちの時間が発生します。これが初心者にとって最大のタイムロスです。私自身、初めてのキャンプで「テントが濡れていて畳めない…」と困った経験があります。対処法は後ほど詳しく解説します。

② 道具をどこに仕舞ったか忘れる
設営のときにバラバラに置いた小物(ペグ・ロープ・工具など)を探し回るのに意外と時間がかかります。「あのペグどこ行った?」と探しているうちに10〜15分消えることも珍しくありません。

③ 撤収の順番がわからない
何から片付けていいかわからず、あちこち手をつけてしまうと効率が落ちます。テントを先に畳もうとして中の荷物が取り出せなくなる、という失敗も初心者あるあるです。

【最重要】テントが濡れているときの対処法

撤収で一番困るのが「テントの濡れ問題」です。濡れたまま収納するとカビの原因になるため、きちんと対処が必要です。

現地で乾かす場合(天気が良い日)

朝起きたらまず最初にテントを乾燥モードにします。撤収の順番を工夫することで、乾燥時間を有効活用できます。

  • 1. 起床後すぐにテントの入口・ベンチレーションを全開にする
  • 2. フライシートを外してロープやチェアに広げて干す
  • 3. その間にテント内の荷物・寝具の片付けを進める
  • 4. キッチン周り・食器の片付けをする
  • 5. フライシートが乾いたら収納→インナーテントを畳む

ツールームテントはフライシートの面積が大きいため、乾燥に20〜30分ほどかかることがあります。朝食の準備・食事の時間と並行して乾かすのが時短のコツです。

現地で完全に乾かせなかった場合

天気が悪い日や時間が足りない場合は、濡れたまま持ち帰って帰宅後に乾かすのが現実的な対処法です。

  • 帰宅後すぐに庭・ベランダ・室内で広げて乾燥させる
  • カビが心配な場合はテント乾燥専門サービス(ソトリストなど)を利用する方法もある
  • 完全に乾いてから収納袋にしまう
たろまる

私はテントをビニール袋に入れて持ち帰り、帰宅後すぐベランダに広げて乾かすようにしています。濡れたまま袋に入れても2〜3時間以内に乾燥させれば、カビはほぼ発生しません。

テントの濡れを最小限に抑えるひと工夫

そもそも濡れを減らす工夫も有効です。

  • グランドシートを活用する:地面からの結露をグランドシートが受け止めてくれるため、インナーテントの底部の濡れを大幅に抑えられます。
  • 就寝前にベンチレーションを開ける:テント内と外の温度差を減らすことで朝露の発生を抑制できます。
  • サイト選びにこだわる:木の下は葉からの水滴が落ちやすいため、開けた場所を選ぶと乾燥が早まります。

撤収をスムーズに終わらせる手順【ステップ別】

前夜(就寝1時間前)にやっておくこと

撤収の速さは、実は前夜の行動で8割決まります

  • 焚き火の薪を足すのをやめ、残り火を楽しみながら片付けを始める
  • 食器・調理器具を洗って乾かしておく
  • 翌朝使わない荷物(着替えなど)を先に収納袋へ
  • ペグ・ロープなどの小物類を1ヶ所にまとめておく
  • 焚き火台を片付け、炭は火消し壺へ

前夜のこの準備があるかないかで、翌朝の撤収時間が30分以上変わることもあります。楽しいキャンプの時間を削るのはもったいない気がしますが、実は「残り火を眺めながらゆっくり片付ける時間」もキャンプの醍醐味のひとつです。

当日朝の撤収ステップ

キャンプ道具撤収手順
STEP
起床後すぐ(チェックアウト2〜3時間前)
  • テントの入口・ベンチレーションを全開にして乾燥開始
  • フライシートを外して広げて干す
  • 寝袋・マットをたたんで収納
STEP
朝食の準備・食事中
  • テントを乾燥させている間に朝食を済ませる
  • 食事後すぐに食器・調理器具を洗って乾かす
STEP
食後(チェックアウト1〜1.5時間前)
  • キッチン用品・クーラーボックスを片付け車へ
  • テーブル・チェア以外の荷物を車に積み込む
  • フライシートの乾燥具合を確認・収納
STEP
仕上げ(チェックアウト30〜45分前)
  • インナーテント・グランドシートを片付け
  • ペグをすべて抜いて本数確認・収納
  • テーブル・チェアを最後に畳む(休憩スペースとして最後まで残す)
  • サイト全体のゴミ・忘れ物チェック
ポイント

チェアは最後まで残しておくのがおすすめです。座れる場所がなくなると撤収作業が辛くなります。すべて片付け終わったあと、コーヒーを飲みながらサイトの余韻を楽しむ時間にもなります。

【保存版】キャンプ撤収チェックリスト

印刷やスマホのスクリーンショットで保存してご活用いただければと思います!

前夜チェック

[ ] 食器・調理器具の洗い物を済ませた
[ ] 翌朝使わない荷物を収納した
[ ] 焚き火台・炭の片付けが完了した
[ ] ペグ・ロープなどの小物を1ヶ所にまとめた
[ ] ゴミをまとめた

撤収当日チェック

[ ] テントの入口・ベンチレーション全開(乾燥開始)
[ ] フライシートを外して干した
[ ] 寝袋・マット・枕を収納した
[ ] 朝食・食器洗いが完了した
[ ] キッチン用品・クーラーボックスを車へ
[ ] フライシートが乾いて収納できた
[ ] インナーテント・グランドシートを収納した
[ ] ペグをすべて抜いて本数確認した(紛失チェック)
[ ] タープ・張り綱を収納した
[ ] テーブル・チェアを収納した
[ ] サイト全体のゴミ・忘れ物がないか確認した
[ ] 直火跡・炭の処理が完了した

撤収時間を短縮するための3つのコツ

コツ1|小物は「定位置」を決める

ペグ・ロープ・ライター・工具などは、必ず同じ袋・ポーチに入れる習慣をつけましょう。「あれどこ行った?」と探し回る時間がゼロになります。私はペグ類は専用のペグケースに、小物は赤いポーチにまとめると決めています。

定位置を決めるコツは「色で管理する」ことです。例えば「赤いポーチ=火器関連」「緑のポーチ=テント小物」のようにカラーで分けると、暗い中や眠い朝でも迷わず取り出せます。

コツ2|車への積み込み順を決めておく

撤収した荷物を「とりあえずレジャーシートの上に置く→まとめて車へ」とするより、積み込む順番を決めておくほうがスムーズです。「重いもの・かさばるものを先に積む」のが基本です。

私が実践している積み込み順は以下のとおりです。

  • クーラーボックス・食材(最初に積む)
  • テント・タープ(かさばるが比較的軽い)
  • チェア・テーブル(隙間に差し込む)
  • 寝袋・マット(最後に柔らかいものでふたをする感覚)
  • 着替え・バッグ(後部座席または足元)

この順番を毎回固定することで、「どこに何を積もうか」と考える時間が消えます。

コツ3|撤収日の朝は「捨てる」意識で動く

完璧に乾かそう・完璧にたたもうとしすぎると時間がかかります。特にフライシートは「8割乾けばOK、帰宅後に仕上げ乾燥」という割り切りが時短につながります。

同じように、「きれいに畳まなくていい」という意識も大切です。テントの収納は帰宅後に改めてやり直せます。現地では「袋に入れば合格」くらいの気持ちで動くと、ストレスが減って作業が速くなります。

時短になるキャンプ道具の選び方

撤収が楽になる道具選びのポイントを紹介します。

テントは「撤収のしやすさ」で選ぶ

  • ワンタッチ・ポップアップテント:数分で撤収完了。初心者・時短重視の方に最適
  • ドームテント:構造がシンプルで撤収しやすい。初心者の最初の1本に◎
  • ツールームテント・トンネルテント:居住性は最高だが撤収に時間がかかる。慣れてから挑戦がおすすめ

テントの種類別・撤収のコツ詳細

テントの種類によって撤収の手順やコツが異なります。それぞれのポイントを押さえておきましょう。

ドームテントはポールがX字に交差するシンプルな構造です。撤収の際は「ポールを抜く前にペグをすべて抜く」が鉄則です。ペグが刺さったままポールを抜こうとすると、テント生地に負荷がかかり破損の原因になります。ポールは根元を持ってゆっくり押し出すように抜くと、ポールの接続部への負担が少なくなります。

あると撤収が楽になるアイテム

  • ペグケース:ペグの紛失・収納の手間を解消
  • 防水バッグ・スタッフバッグ:濡れた道具を仮収納するのに便利
  • マイクロファイバータオル:テントの水滴を素早く拭き取れる
  • 火消し壺:炭の後始末を素早く安全に処理できる
  • 折りたたみバケツ:テント拭き取り用の水を入れておくと便利
  • メッシュバッグ:濡れた道具を通気性よく持ち帰るのに活躍

季節・状況別の撤収注意点

キャンプは季節によって撤収時の状況が大きく変わります。それぞれの注意点を押さえておきましょう。

春キャンプの撤収注意点

春は気温が上がり始め、キャンプ入門の季節として人気があります。ただし春特有の注意点もあります。

朝露が多い
春は昼夜の寒暖差が大きく、朝露が非常に多く発生します。テントが朝露でびっしょり濡れていることも珍しくありません。乾燥には夏より時間がかかることを見込んで、チェックアウトの2〜3時間前には乾燥を開始しましょう。

花粉・黄砂の付着
テントやタープに花粉・黄砂が付着することがあります。収納前に払い落とすか、気になる方は帰宅後に水洗いすることをおすすめします。

強風への注意
春は風が強い日が多く、テントを広げて乾かしている間に飛ばされることがあります。チェアのアームや車のドアなど重しになるものを利用して固定しましょう。

夏キャンプの撤収注意点

夏は乾燥が早い一方、熱中症や虫への注意が必要です。

熱中症対策を忘れずに
夏の朝は気温が急上昇します。撤収作業中は帽子・水分補給を忘れずに。テキパキと動きたい気持ちはわかりますが、こまめに休憩を取ることが大切です。無理して熱中症になったら元も子もありません。

虫刺され対策
朝の草むらでのペグ抜きは特に虫刺されに注意が必要です。長袖・長ズボンの着用と虫除けスプレーを活用しましょう。

テントの過熱に注意
夏の直射日光下では、テントの内部温度が急上昇します。テント内に残したままの荷物(電子機器や食材)は早めに取り出しましょう。特にリチウム電池を使用した機器は高温に弱いため要注意です。

食材の管理
夏は食材の傷みが早いため、クーラーボックスの管理が重要です。撤収中も直射日光の当たらない場所に置き、最後に車のトランクへ積み込みましょう。

秋キャンプの撤収注意点

秋は過ごしやすいキャンプシーズンですが、落ち葉や気温低下への対応が必要です。

落ち葉の清掃
落ち葉がテントやタープに積もっていることがあります。収納前にしっかり払い落としましょう。特に濡れた落ち葉は繊維に絡みつくと取れにくくなります。

朝の冷え込み
秋の朝は気温が下がり、霜が降りることもあります。グランドシートが凍り付いていて剥がしにくいことがあるため、時間に余裕をもって起床しましょう。

焚き火の残り火管理
秋は焚き火が盛んなシーズンです。炭や薪の燃え残りが朝になっても温かいことがあるため、火消し壺での完全消火と水での確認を徹底しましょう。

冬キャンプの撤収注意点

冬キャンプは撤収の難易度が最も高いシーズンです。経験者向けの内容ですが、初心者でも知っておくと役立ちます。

凍結への対応
テントのフライシートやグランドシートが凍り付いていることがあります。無理に剥がそうとすると生地が破れることがあるため、気温が上がるまで待つか、手で温めながらゆっくりはがしましょう。

結露との戦い
冬は室内外の温度差が大きく、テント内側の結露が激しくなります。タオルやスクイージーで拭き取ってから収納することで、帰宅後の乾燥が楽になります。

手袋は必須
冬の朝のペグ抜きや小物の片付けは素手だと辛いです。薄手の作業用手袋があると作業効率が格段に上がります。

時間に余裕を持つ
冬は何かと作業に時間がかかります。夏の1.5〜2倍の撤収時間を見込んでおくと安心です。

雨・悪天候時の撤収

撤収の優先順位を決める
雨の日は「何を守るか」の優先順位が重要です。
①電子機器・カメラなど濡れてはいけないもの
②食材・調理器具
③寝袋・マット(濡れると保温力が激減)
の順で先に車へ入れましょう。テント本体は最後でOKです。

レインウェアを先に着る
撤収を始める前にレインウェアを着ておきましょう。「少し降ってるだけだから」と油断すると、びしょ濡れになって体が冷えて作業効率が落ちます。

テントは濡れたまま撤収でOK
雨の日に現地で完全乾燥するのは不可能です。割り切って濡れたまま収納し、帰宅後に乾燥させましょう。テントは多少の濡れには耐えられるよう設計されています。

タープを最後まで活用する
タープがある場合は、タープの下で他の道具の片付けを進め、最後にタープを撤収する順番が効率的です。

ファミリーキャンプ特有の撤収のコツ

子どもがいるファミリーキャンプは道具が多く、また子どもへの対応も必要なため、大人だけのキャンプより撤収に時間がかかります。家族でスムーズに撤収するためのコツをまとめました。

子どもに「お手伝い」をお願いする

子どもは「自分も役に立ちたい」という気持ちを持っています。年齢に合った作業をお願いすることで、撤収が楽になりながら子どもの達成感にもつながります。

3〜5歳:小さな荷物を車まで運ぶ、ゴミを拾う
6〜8歳:チェアを畳む、食器を洗う手伝い、小物を袋に入れる
9歳以上:ペグを抜く(怪我に注意)、テントのポールを片付ける、積み込みを手伝う

「お片付け競争をしよう!」とゲーム感覚にすると子どもが喜んで参加してくれることも多いです。

「子ども係」を決める

大人2人でファミリーキャンプをしている場合、1人が撤収作業に集中し、もう1人が子どもの対応をする「分業制」が効果的です。子どもの面倒を見ながら撤収するのは非常に非効率になるため、役割を明確に分けましょう。

前夜の準備が特に重要

ファミリーキャンプでは前夜の準備が撤収時間を大きく左右します。子どもが寝た後に、大人だけで翌朝の準備を済ませておきましょう。

  • 使い終わった道具はその都度収納袋へ
  • 子どものおもちゃ・ゲームなどはまとめて1つの袋に
  • 翌朝の朝食は簡単に済ませられるものを用意しておく(パン・おにぎりなど)

子どもが飽きた時の対策

撤収中に子どもが退屈して「早く帰りたい」「遊びたい」と言い出すことがあります。事前に「撤収が終わったら帰りにソフトクリームを食べよう」「お昼はあの店でランチにしよう」など楽しみを用意しておくと、子どもが撤収中も穏やかでいてくれることが多いです。

また、スマートフォンで動画を見せておくのも現実的な方法です。あくまで撤収を終わらせるための手段として、上手に活用しましょう。

よくある失敗とその対処法

キャンプ初心者がやりがちな撤収の失敗と、その対策をQ&A形式でまとめました。

ペグを忘れてきてしまった

ペグは抜いたその場でペグケースや袋に入れるルールを徹底しましょう。「まとめて後でやろう」と地面に置いておくと必ず忘れます。また、チェックアウト前にペグの本数を数える習慣をつけると確実です。

ペグは意外と高価なアイテムで、1本200〜500円するものも珍しくありません。なくすと地味に痛い出費になります。100均のカラビナをペグケースにつけて腰に引っ掛けながら作業すると、置き忘れが防げます。

焚き火の炭が朝まで残っていて処理に困った

就寝前に炭を火消し壺に入れておく習慣をつけましょう。火消し壺があれば翌朝には炭が完全に消えた状態になっています。

火消し壺がない場合は、水をかけて完全に火が消えていることを確認してから就寝しましょう。「くすぶっているだけだから大丈夫」は山火事につながる危険な考えです。キャンプ場のルールに従い、完全消火を徹底してください。

テントの収納袋に入らなくなった

テントを畳む時は「空気を追い出しながら畳む」のがコツです。テントの端から中央に向けて空気を押し出すように折り畳むと、コンパクトにまとまります。

どうしても収納袋に入らない場合は、袋に入れることにこだわらず、大きなポリ袋や布バッグに入れて持ち帰ってOKです。自宅でゆっくりたたみ直しましょう。なお、収納袋のファスナーが壊れやすいのでキツキツに詰めるのは避けましょう。

チェックアウト時間に間に合わなかった

チェックアウト時間の30分前には「最終確認モード」に入れるよう、逆算して動きましょう。「まだ余裕がある」と思っていると、最後に焦ることになります。

もし時間内に終わりそうにない場合は、早めにキャンプ場のスタッフに声をかけてレイトチェックアウトを相談しましょう。多くのキャンプ場では事前に相談すると柔軟に対応してくれます。当日の朝に相談するのではなく、前夜にチェックしておくとベターです。

また、キャンプ場によっては荷物を一時預かりしてくれるサービスがある場合もあります。チェックアウト後にゆっくり道具を乾燥させてから積み込めるので、時間のない日には助かります。

帰宅後にテントを出し忘れてカビが生えた

帰宅後のルーティンを決めておきましょう。「帰宅したら車から道具を下ろす前にテントだけ先に出して広げる」を習慣にするだけで、カビのリスクがほぼゼロになります。

もしカビが生えてしまった場合は、50%程度に薄めた消毒用エタノールをカビに塗布してから洗浄する方法が有効です。ただし完全に除去するのは難しいため、カビ防止が最優先です。

サイトにゴミを忘れてきた

撤収の最後に「ゴミ袋の確認」を必ずルーティン化しましょう。特に見落としやすいのは以下の場所です。

  • 焚き火台の下や周辺(炭・灰・アルミホイル)
  • テーブルの下(食べこぼし・輪ゴム・小さなゴミ)
  • テントの中(ティッシュ・お菓子の袋)
  • サイトの草むらや木の根元(ペットボトルのキャップなど)

来た時よりも美しく」を合言葉に、サイト全体を歩いて目視確認する習慣をつけましょう。

帰宅後のメンテナンス【道具を長持ちさせる】

撤収はキャンプ場を出たら終わりではありません。帰宅後のメンテナンスが道具を長持ちさせる鍵です。

テントの帰宅後メンテナンス

テントを干している様子

乾燥が最優先
どんなに疲れていても、テントの乾燥だけは帰宅当日に行いましょう。ベランダや庭に広げて、完全に乾いてから収納袋へ。室内では扇風機を使うと乾燥が早まります。

汚れの拭き取り
泥や草がついている場合は乾燥後に柔らかいブラシで払い落とします。水洗いする場合は中性洗剤を使い、泡をよく流してから乾燥させましょう。

防水スプレーの定期的な使用
テントの防水性は使用を重ねるごとに落ちていきます。シーズンに1〜2回程度、テント用の防水スプレーを全体に吹き付けておくと防水効果が維持できます。

収納時の注意
完全に乾いた状態で収納することが絶対条件です。また、毎回同じように折り畳むと折り目部分の生地が劣化しやすくなります。少し折り方を変えながら収納することで生地を均等に使えます。

寝袋・マットの帰宅後メンテナンス

寝袋は広げて乾燥させる
寝袋は就寝中の汗を大量に吸っています。収納袋に入れたまま放置するとカビ・臭いの原因になります。帰宅後は広げて陰干しし、完全に乾いてから大きめの収納袋(圧縮しすぎない)で保管しましょう。

ダウン寝袋の洗濯
ダウン寝袋は4〜5回使用したら洗濯するのが目安です。洗濯する際はダウン専用の洗剤を使用し、コインランドリーの大型乾燥機でしっかり乾燥させましょう。乾燥が不十分だとダウンが固まって保温性が低下します。

マットの汚れ落とし
マットの表面を濡れたタオルで拭き取るだけでOKです。汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた水で拭き、その後水拭きして乾燥させましょう。

調理器具・食器の帰宅後メンテナンス

スキレットを手入れする様子

スキレット・鉄フライパン
洗った後は必ず火にかけて水分を完全に蒸発させてから、薄くオイルを塗って保管しましょう。錆びを防ぐためのシーズニングを定期的に行うことで、長く使い続けられます。

クーラーボックス
帰宅後すぐに中を空にして、中性洗剤で洗浄し完全に乾燥させましょう。特に夏場は食材のにおいが残りやすいため、乾燥後に蓋を開けたまま保管するのがおすすめです。

焚き火台・BBQグリルの帰宅後メンテナンス

灰の処理
焚き火台の灰は完全に冷えてから処理します。ゴミ袋に入れて可燃ゴミとして処理するか、ゴミ捨て場がある場合はキャンプ場で処理しましょう。

煤・油汚れの落とし方
焚き火台の煤汚れはメラミンスポンジや金属たわしで落とせます。BBQグリルの網はアルミホイルで包んで一晩置いてから、こすると汚れが落ちやすくなります。

錆び対策
鉄製の焚き火台は錆びやすいため、洗浄後に完全乾燥させてから乾燥剤と一緒に保管しましょう。

まとめ

キャンプの撤収時間の目安と、スムーズに終わらせるポイントをまとめます。

撤収のまとめ図解
  • 初心者の撤収時間の平均はスタイル・装備によって1.5〜4時間
  • 慣れてくると半分以下の時間で終わるようになる
  • 最大のタイムロスはテントの濡れ問題→朝イチで乾燥開始が鉄則
  • 撤収は前夜の準備で8割決まる
  • 順番・定位置・割り切りの3つを意識するだけで大幅に時短できる
  • 季節によって注意点が変わるため、事前に対策を考えておく
  • ファミリーキャンプは子どもを巻き込んで「チームで撤収」する
  • 帰宅後のメンテナンスが道具の寿命を大きく左右する

最初から完璧にこなせる人はいません。私も最初は2時間かかっていましたが、回数を重ねるうちに自分のペースが掴めてきます。このチェックリストを活用しながら、少しずつ撤収をスムーズにしていきましょう。

次のキャンプが、もっと楽しくなりますように!

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